北海航測株式会社のホームページ

　先端技術を貪欲に求め、航空レーザは平成15年、東北以北で初めて導入しました。平成23年の東日本大震災では、発災直後に被災地を航空レーザで計測しました。防波堤の設置や住宅の高台移転など復旧復興の計画は、当社が取得したデータを基に進められています。本道においては平成28年台風10号による水害に関して緊急計測を実施し、第1回災害対策関係功労者として国土地理院院長より表彰されました。平成30年の胆振東部地震では、被災した厚真町全域の航空レーザ計測も担いました。

 

　令和6年、当社は創業60周年を迎えます。還暦に至る長いキャリアのあいだには、取り巻く環境に柔軟に対応していく必要がありました。これからも、衛星画像やUAV（ドローン）との補完、リモートセンシングによる画像解析から植生調査・環境負荷に関するデータ提供、そして防災減災まで、多様な場面で当社の技術で何ができるかを考えていきます。

　公共測量品質管理優秀賞は道内最多6回受賞、札幌商工会議所SDGs経営表彰では流通や製造業など異業種の大企業と競って最優秀賞にあたる「総合賞」を受賞するなど「企業力」の向上にも取り組んでおります。

　自分たちの仕事に誇りを持ち、技術力の向上で発注官庁のお役に立ち、その地域で働き暮らす人々のお役に立つ。それが北海航測の企業としての理想です。